カスミサンショウウオ
カスミサンショウウオ:絶滅危惧Ⅱ類(福岡県&環境省レッドデータブック) 全長10cm前後で黄褐色から暗褐色。止水性のサンショウウオ。丘陵地の谷 間の湿地や水田の溝などに1~3月に産卵する。幼生期はあまり流れのない湧き水がある環境で過ごし、8月頃産卵場所付近の森に移動し、落ち葉の下や腐葉土中で生活する。湿地と森が連続する生息地は宅地開発などで急速に失われつつあり、絶滅の危機に瀕している。環境ネットワーク「虹」では、森のストローバレ教室や生物多様性プロジェクトで毎年卵塊調査を行っている、2020年の調査では40卵塊。